朝、目が覚めたら最初にすることは何でしょう。カーテンを開ける。コーヒーを淹れる。ニュースを見る。人それぞれ、朝の始まりがあります。
私たちが好きなのは、窓を開けることです。まだ少しひんやりした空気。鳥の声。木々が揺れる音。
【写真①ここに挿入 / 検索語:open window morning light air】
外の空気が部屋へ入るだけで、不思議と呼吸が深くなります。工房に入って一番に窓を開けるときも、同じことを感じます。空気が動くと、木の匂いも、光の入り方さえも、少しだけ違って感じられるのです。
昨日までの空気が入れ替わり、新しい一日が始まる。
それだけで、心も少し軽くなる気がします。眠っている間にこもった空気は、目には見えなくても、どこかに昨日の疲れや気分を残しているのかもしれません。それを入れ替えるだけで、体の中まで一緒に切り替わっていくような感覚があります。
忙しい朝に、大きな時間は必要ありません。ほんの一分。窓を開けて、深呼吸をするだけ。その一分が、一日のリズムを整えてくれます。
【写真②ここに挿入 / 検索語:chair window morning sunlight】
家具もまた、その時間を静かに支える存在です。
窓辺の椅子。木のぬくもりが残る床。朝日を受けるベッド。特別なことは何もありません。私たちが家具をつくるときも、こうした何気ない朝の一分を思い浮かべながら、木の質感や、光の受け方を考えています。窓を開けたときに、その場所が心地よく感じられるかどうか。そんな小さなことを、いつも大切にしています。
けれど、その何気ない時間が積み重なって、暮らしは少しずつ心地よくなっていきます。
【写真③ここに挿入 / 検索語:sunlight wooden room morning】
今日も窓を開けてみませんか。
新しい空気と一緒に、新しい一日が始まります。